ウルセラリフト

こちらのページでは、ウルセラリフトの施術について紹介しています。どのような仕組みを利用した施術なのか、また期待できる効果にはどのようなものがあるのか、考えられるリスクなどについてもまとめていますので、施術を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。施術を受けるかどうか検討する際には、メリットはもちろんのこと、リスクに関する知識も知った上で考えてみることが大切です。

ウルセラリフトとは

ウルセラリフトは、超音波の熱エネルギーを使用してリフトアップを行うことを目的とした施術です。簡単にいうと、肌の深いところにある「SMAS筋膜」に熱を与えて損傷を起こし、収縮・再構築によってリフトアップを行います。さらに、肌の修復が行われる際にはコラーゲンが生成されることによって、たるみやシワなどの改善を目指します。

メスによる手術のような従来のたるみ治療とは異なり、切開不要。そのため、傷跡が残ることなく施術を受けられます。

ウルセラリフトの仕組み

ウルセラリフトとは、「高密度焦点式超音波（HIFU）」と呼ばれる技術を応用した施術です。超音波の熱エネルギーをピンポイントで照射するという仕組みになっており、周りの組織へのダメージをできる限り抑えながら肌の深層にあるSMAS筋膜までアプローチします。熱を加えられたSMAS筋膜は収縮・再構築を引き起こして引き上げを行うことから、リフトアップが期待できる施術となっています。また、施術後にも収縮した組織が2ヶ月から6ヶ月程度かけて新しく生まれ変わっていく際にコラーゲンを再生することから、施術の効果が長持ちすると考えられています。

これまではSMAS筋膜にアプローチする方法は外科手術しか方法がありませんでした。そのため、リフトアップをしたいものの、切開などを行うことには抵抗がある、と感じる方も受けられる施術となっています。

ウルセラリフトの効果

ウルセラリフトは、「たるみの改善」「毛穴の引き締め」「ほうれい線やシワの改善」といった3つの効果が期待できるといわれています。前述の通り、ウルセラシステムではSMAS筋膜を加熱してリフトアップさせることによって、頬や目の周りのたるみについて改善効果が期待できます。さらに、コラーゲンの生成を促し、肌のたるみや弾力が改善されると考えられています。

そのほかたるんでしまった毛穴の引き締めや、ほうれい線、シワの改善なども期待できるとされています。これらはコラーゲンの生成が促されることが関係しています。コラーゲンの生成はたるみの改善につながると考えられるため、たるみが原因で広がってしまった毛穴の引き締めにつながる、いうわけです。また、ほうれい線やしわにもコラーゲンの減少が関わってくるため、コラーゲン生成を促すことによってハリを取り戻し、改善が期待できます。

ウルセラリフトの特徴

ウルセラリフトは、リフトアップ治療機器として米FDA（アメリカ食品医薬品局）の認可を取得しているマシンであることがまず大きな特徴といえるでしょう。また、ハーバードメディカルスクールをはじめとする施設において前臨床・臨床試験が行われているマシンです。

また、ウルセラリフトには超音波画像診断機能を搭載しています。そのため、施術時にエコー画像を用いることによって施術を行う深さの組織を見ながら超音波の熱エネルギーを照射できるという点もポイントとなってきます。この機能によって、効率よく施術を進められます。

また、ウルセラリフトは、施術中に軽い痛みを感じるケースがありますが、麻酔は必要ない程度の痛みとなっています。もし痛みが不安という場合にはカウンセリング時に医師に相談してみましょう。

ウルセラリフトのリスク

ウルセラリフトの施術後には、肌の赤みや腫れ、色素沈着、筋肉痛などが生じる可能性があります。

肌の赤みは施術直後に出る場合がありますが、およそ1時間程度で消えることがほとんどとなっています。また、あごやフェイスラインに筋肉痛を思わせる鈍い痛みを感じることもあります。こちらは10日程度で痛みを感じなくなるケースが多いといわれています。

また、まれな例ですが色素沈着が見られるケースもあります。この場合には、色素が沈着した部分を日光に当てないようにしていくことによってだんだんと消えていくとされています。

このように、ウルセラリフトの施術後に出る気になる症状については、数時間から数週間で収まることが多いといえるでしょう。

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