「ヒアルロン酸は、お風呂に入ると溶けてしまうって本当?」と気にされている方もいるのではないでしょうか。結論からお伝えすると、ヒアルロン酸が熱で溶けることはありません。しかし、入浴などの血行を促進する行動には注意が必要です。
こちらの記事では、ヒアルロン酸注入後のシャワーや入浴の目安、うっかり湯船に浸かってしまったときの対処法、そのほか、お風呂以外で控えるべきNG行動などを紹介しています。
「せっかく注入したヒアルロン酸が、お風呂の熱でドロドロに溶けてしまうのでは」と不安を抱える声はよく耳にします。しかし、一般的な入浴やサウナの熱で直接溶け出すことはありません。
では、なぜ「熱で溶ける」という噂が広まったのでしょうか。その理由と、ヒアルロン酸が体内に吸収される本来のメカニズムについて解説します。
ヒアルロン酸は体内にもともと存在する成分であり、お風呂程度の熱でドロドロに溶け出すことはありません。血行が促進されることで体内に吸収されるスピードが早まる(持続期間が短くなる)可能性があるため、「熱で溶ける」と誤解されたと考えられます。
ヒアルロン酸は、体内のヒアルロニダーゼという酵素によって少しずつ分解・吸収される性質を持っています。美容クリニックでも、ヒアルロン酸の形を修正したり、注入過多を改善したりする際には、このヒアルロニダーゼ(分解注射)を使用します。
施術直後に長風呂や岩盤浴を行うと血流量が増加し、患部の腫れや赤みが悪化するリスクが高まります。とりわけ、治療部位が熱を持っている状態は炎症が起きやすいため、注意が必要です。サウナと同様、岩盤浴も治療直後は控えましょう。
施術直後にサウナや入浴を行うと、血液循環が活発になり、注入部位の腫れや赤み、むくみなどの症状が悪化する可能性があります。国際的な美容医学のガイドラインでも、少なくとも施術後48時間は血行を促進する身体活動を避けるよう推奨しています。
サウナがNGとされる大きな理由は、熱による溶解ではなく「急激な血行促進」です。施術直後にサウナへ入ると全身の血管が拡張し、血流が一気に活発になります。
施術後の部位は注射針による微細なダメージを受け、内部で軽い炎症が生じている状態。ここで血流を促してしまうと、内出血が広範囲に広がる恐れがあるため注意が必要です。
血流が活発になることで、ズキズキとした痛みが強くなるケースも。ダウンタイム中の症状を長引かせないためにも、患部を安静に保つことが重要です。
注入後の過ごし方は、肌の状態や担当する医師の考え方によって目安が異なります。そのため、必ず施術を受けたクリニックの指示に従うようにしてください。一般的な目安は以下の通りです。
自己判断で血流を促す行動をとるとダウンタイムが長引くリスクがあるため、ドクターの指示を守るようにしましょう。
医師から「当日は入浴を控えるように」と指示されていても、習慣でうっかり湯船に浸かってしまったというケースもあるでしょう。その場合は、まず患部を軽く冷やします。保冷剤を使用する際はタオルで包むなどして、直接皮膚へ当てないことが大切です。
腫れや痛みが強く出ている場合は自己判断せず、すぐに施術を受けたクリニックへ相談しましょう。
入浴やサウナ以外にも、ダウンタイム中は控えるべき行動がいくつか存在します。ここでは、代表的なNG行動をご紹介します。
筋トレやランニングといった激しい運動は、血流促進や体温上昇を招きます。施術直後に激しい運動をすると、患部の腫れや内出血が生じる原因になります。日頃から運動習慣がある方も、施術当日は激しい運動を避け、なるべく安静に過ごすようにしましょう。
アルコールには血管を拡張させ、血行を促進する働きがあります。飲酒によって血流が良くなると、内出血や腫れが起こりやすくなるため施術直後の飲酒は控えてください。一般的には施術後24時間の禁酒を推奨していますが、むくみやすい体質の方は1週間ほど控えるのが理想的です。
ヒアルロン酸が組織に定着するまでの間は、注入部位のマッサージや圧迫、過度な摩擦を避ける必要があります。
施術直後のヒアルロン酸はまだ不安定な状態です。外部から強い刺激や力が加わると、形が崩れたり、本来よりも早く吸収されたりする恐れがあります。施術後1〜2週間は患部へむやみに触れず、洗顔時やタオルで顔を拭く際も、こすらず優しく水分を押さえるようにしましょう。
この章では、ヒアルロン酸と入浴に関するよくある質問をご紹介します。施術を受ける前にチェックしておきましょう。
A.特定の温度でドロドロに溶けだすことはありません。美容医療で使用されるヒアルロン酸は、体内でバラバラにならないよう架橋(かきょう)と呼ばれる特殊な加工が施されています。
お風呂(40〜42度前後)やサウナの熱によって、ヒアルロン酸そのものが物理的に溶け出すわけではありません。ただし、熱によって血行が促進されると体内の代謝が上がり、ヒアルロン酸の分解・吸収スピードが一時的に早まる可能性はあります。
A.全くサウナに行かない方と比較すると、吸収が早まる可能性はあります。
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する物質であり、時間の経過とともに自然に代謝・吸収されるのが特徴です。日常的にサウナを利用して体温が高い状態や血流が良い状態が続くと、代謝サイクルが早まり、通常より持続期間が短くなるケースがあります。
少しでも長持ちさせたい場合は、注入直後の数日間はサウナを控え、その後も過度な利用は避けるのが無難です。とはいえ極端に短くなるわけではないため、ライフスタイルの一部として適度に楽しむ分には問題ないでしょう。
ヒアルロン酸は、お風呂や岩盤浴の熱によって直接溶けることはありません。しかし、血流が良くなることで腫れや内出血などのダウンタイム症状が悪化しやすくなります。施術直後は入浴やサウナを控え、激しい運動や飲酒、患部への強い摩擦も避けることが大切です。
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| 所在地 | 大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル6F |
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