貴族フィラー(鼻翼基部ヒアルロン酸注入)は、小鼻の付け根のくぼみを埋めることで、深いほうれい線や口元のお悩みにアプローチする施術です。こちらの記事では、貴族フィラーの仕組みやメリット、知っておくべきリスク、失敗を防ぐ美容クリニック選びのポイントを詳しく解説します。
貴族フィラーは、ほうれい線の根本的な原因となりやすい鼻翼基部(小鼻の付け根部分のくぼみ)へヒアルロン酸を注入し、土台から物理的に持ち上げる施術です。顔の中心に高さが出て立体感が生まれ、品のある高貴な印象に近づくことが名前の由来と言われています。
骨格のへこみが原因で目立つほうれい線や相対的な口元の突出感の改善に繋がることから、美容医療の現場では貴族ヒアル・骨格メイク・貴族注射といった名称で呼ばれることもあります。
ちなみに「フィラー(filler)」とは、シワや顔のへこみを埋めるために使われる「注入剤」全般を指す言葉です。かつてはコラーゲンなども使われていましたが、アレルギーリスクが低く、万が一の際に溶かして修正できるという安全性の高さから、現在の貴族フィラーではヒアルロン酸を使用するのが一般的です。
ほうれい線治療において一般的なシワの溝を直接埋める方法とは異なり、貴族フィラーは小鼻横の骨のくぼみ(土台)にアプローチします。骨膜上などの深い層にヒアルロン酸を注入してテントのように皮膚を内側から持ち上げるため、骨格的なへこみが原因の深いほうれい線を浅く見せる効果が見込めます。
横から見たときに口元が前へ突き出して見える原因の1つに、鼻翼から頬にかけての陥没が挙げられます。鼻の付け根が低いことで、相対的に口が出ているように見えてしまう状態です。このくぼみを貴族フィラーで前に出すことで顔の段差がなめらかになり、口元だけが悪目立ちする印象を和らげ、横顔のEライン(鼻先と顎先を結んだ線)を美しく整える効果が期待できます。
小鼻の横が深くくぼんでいると、そこに影が落ちて顔全体が暗く、疲れたような印象を与えがちです。ヒアルロン酸でくぼみを埋めてフラットな状態に整えると、光をきれいに反射するようになり、物理的な影による肌のくすみ感を飛ばすことができます。顔の中心に明るさと立体感が出ることで、若々しい印象に繋がります。
鼻の周囲は、笑ったり話したりする際に使う表情筋が密集している部位です。そこに物理的な支えとなるヒアルロン酸が入るため、術後1週間から数週間ほどは、表情を作った際につっぱり感や笑いにくさなどの違和感を覚える可能性があります。時間の経過とともに製剤が組織になじみ、自然に笑えるようになるケースがほとんどです。
小鼻の横は表情によってよく動くため、注入したヒアルロン酸が圧力を受けて頬の方など顔の別の部へ移動してしまうリスクがあります。これを防ぐためには、凝集性(その場にとどまる力)が高く硬めの製剤を選択することと、適切な深さへ注入する技術が欠かせません。また、術後に強い力で顔のマッサージを行うと製剤が押し流される原因になるため、注意が必要です。
内出血や腫れといった一般的なダウンタイムに加え、貴族フィラーで最も警戒すべきなのが血管塞栓(血流障害)です。鼻翼の周囲には、顔面動脈の枝など重要な血管が複雑に走行しています。誤って血管内にヒアルロン酸を注入したり、製剤が血管を強く圧迫したりすると、血流が遮断されて皮膚の壊死や失明といった重大な後遺症を引き起こすリスクがあります。
こうした深刻なトラブルを避けるためにも、顔の解剖学を熟知し、万が一の際のリスク回避や対処(ヒアルロン酸溶解注射の用意など)ができる医師による施術が重要です。
注入後の持続期間は、使用する製剤の種類や硬さ、注入量、個人の代謝スピードによって変動します。貴族フィラーでは土台を支えるために硬く吸収されにくいヒアルロン酸を使用することが多いため、一般的なシワ取りヒアルロン酸よりも長く、1年〜1年半程度持続する傾向にあります。ただし、仕上がりの感じ方には個人差があるため、次回のメンテナンス時期については術後の経過を見ながら医師と相談して決めるのが理想的です。
鼻翼基部は、数ミリの注入位置や量の違いで仕上がりが大きく変わるシビアな部位です。適切でない層や位置に注入すると、ヒアルロン酸のボリュームによって小鼻が横に押し広げられ、鼻が大きく見えてしまう(獅子鼻になる)リスクがあります。顔の左右差を計算し、光の当たり方や影の出方まで予測して形を整える必要があるため、中顔面領域の解剖学と注入技術に長けた医師が在籍するクリニックを選ぶことがポイントです。
ヒアルロン酸注入で失敗しないためには、気になるパーツ単体で判断するのではなく、顔全体のバランスを見極めるアセスメント力が問われます。貴族フィラーの適応がない骨格の人に無理に注入すると、かえって不自然な仕上がりになるためです。ただ凹みを埋めるだけでなく、骨格、脂肪のつき方、たるみの状態を総合的に分析し、「本当に貴族フィラーが適しているか」を含めて適切なデザインを提案できる医師を見極めましょう。
顔の中心に立体感を出し、品のある印象を与える貴族フィラー。深いほうれい線の改善や口元の突出感(口ゴボ)を和らげる効果が見込める一方で、重要な血管が密集している部位へのアプローチとなるため、高度な技術と解剖学的知識が求められる難易度の高い施術です。
安全性と美しい仕上がりを両立するには、メリットだけでなく重大なリスクやデメリットについても包み隠さず説明し、顔全体のバランスを見た治療方針を提案してくれるクリニック選びが欠かせません。
製剤選びやデザインを含め、フラットな視点で相談に乗ってくれる美容クリニックを見つけましょう。以下のページでは、大阪・梅田エリアでヒアルロン酸注射を扱っているおすすめの美容皮膚科を紹介しています。あわせて参考にご覧ください。
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ヒアルロン酸注射がおすすめな
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施術|ヒアルロン酸注射シミと肝斑でこちらのクリニックにお世話になっています。最初来院した時緊張していましたが、カウンセリングは分かりやすく、先生の親切な診察、とても感じの良い看護師さん達、皆様とても親切で、(中略)これからも通い続けたいクリニックです。
引用元:Googleの口コミ_藤井クリニック(https://g.co/kgs/rjK53cF)
| 所在地 | 大阪市北区梅田2-1-22 野村不動産西梅田ビル8F |
|---|---|
| アクセス | JR「大阪駅」より徒歩2分、JR「北新地駅」より徒歩1分 |
| 診療時間 | 10:00~19:00 |
| 休診日 | なし(不定休あり) |
お手頃価格で施術が受けられるので定期的にお世話になっています。丁寧な対応で満足しています
引用元:Googleの口コミ_品川スキンクリニック梅田院(https://g.co/kgs/2UjAATF)
| 所在地 | 大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル6F |
|---|---|
| アクセス | JR「大阪駅」より徒歩7分、JR「北新地駅」より徒歩5分 |
| 診療時間 | 10:00~20:00 |
| 休診日 | なし |
施術中は、細かくお声がけいただけるので安心感があります。予定変更で予約日時を変更する際は、いつも快く受けてくださるので助かっています。
引用元:Googleの口コミ_大阪梅田フェミークリニック(https://maps.app.goo.gl/J1q6jNQ7fcBsAXNf9)
| 所在地 | 大阪市北区梅田1-12-17 梅田スクエアビルディング2F |
|---|---|
| アクセス | JR「大阪駅」より徒歩5分、阪神「大阪梅田駅」より徒歩1分 |
| 診療時間 | 11:00~20:00 |
| 休診日 | 12/31~1/3 |
※選定基準:2022年12月2日調査時点。「美容皮膚科 梅田」でGoogle検索、表示されたクリニック25院のうち、以下の条件に該当したクリニックを選定。【口コミの高さ】Googleの口コミの件数が100件以上の中で評価が最も高かったクリニック【低価格】1万円以下の初回限定価格・トライアル価格のメニューが最も多いクリニック(11種類)参照元:品川スキンクリニック(https://www.shinagawa.com/trial/)【通いやすさ】年末年始を除き無休で、最も遅い時間まで診療しているクリニック