施術|水光注射

美容施術のひとつ「水光注射」について、概要や仕組み、期待できる効果などをまとめました。考えられるリスクについてもまとめていますので、検討の参考にしてみてください。

美容医療には、メリットだけでなくリスクも存在します。考えられるリスクや副作用を十分に理解した上で、慎重に検討するようにしましょう。

水光注射とは

水光注射とは、ヒアルロン酸やアミノ酸、抗酸化成分、成長因子などの美肌に有効な成分を配合した薬剤を、極細針で真皮の浅い層へ注入して肌質改善を目指す韓国発祥の美容治療です。

複数の極細針がついたヘッドをスタンプのようにショットすることで、美肌成分を均一に届けることができます。

水光注射の仕組み

水光注射は、極細の針が9本ついたスタンプ型の注射器で、悩みや目的に合わせた薬剤を注入します。美白・美肌にはグルタチオン、ハリや弾力を目指すならヒアルロン酸や成長因子などが代表的です。注入量を均一に保ちながら薬剤を注入することで肌への負担を軽減しつつ、注入部位にまんべんなく効果が行き渡るようにします。

水光注射で期待できる効果

薬剤によって真皮層のコラーゲン密度を高め、肌の内側からハリやうるおいを与えます。また、極細針を利用することによって、肌が自然に傷を治そうとする創傷治癒能力を利用します。それによってコラーゲンの増生を促し、肌質改善が期待できます。

水光注射の特徴

ヒアルロン酸注射などの注入治療とは異なり、水光注射では9本の針がスタンプのように密集した機器を使用します。そのため、以下のようなメリットがあります。

施術時間が短い

9本の針がついたアプリケーターをスタンプのようにショットしていく施術なので、スピーディーに施術が完了します。注入時間は顔全体の場合で約20~25分と、施術時間が短いのが特徴です。

痛みやダウンタイムを抑えられる

針を注入する際、皮膚を吸引しながら瞬時に浅く注射を行うため、痛みを抑えた施術ができます。痛みの感じ方には個人差がありますが、麻酔クリームを塗ってからの施術のため、ほとんど痛みを感じずに受けられるでしょう。

回復までの期間も短く、手術を伴う施術よりもダウンタイムを抑えられます。

水光注射のリスク

施術後、注射した部位に熱感や赤み、軽いむくみやつっぱり感が出る場合があります。また、副作用として一過性の色素沈着や紅斑、感染、毛嚢炎が出ることがあります。